大腸内視鏡検査
おなかクリニックの
大腸内視鏡検査は
適切な鎮痛と鎮静により
不快感を最大限おさえています
大腸内視鏡検査について
がんによる死亡原因として大腸がんは、女性では1位、男性では3位です(2019年)。大腸がんは内視鏡検査で早期に発見できれば、生活にほとんど影響を及ぼさずに治療し、完治することも可能な病気です。
ところが、健康診断あるいは大腸がん検診で、「検便の検査(便潜血反応)で陽性」となっても、大腸内視鏡検査を受ける方は半分程度です。これは大腸内視鏡検査を気軽に受けられる医療機関が少ないことも原因のひとつだと感じていました。
20年前、おなかクリニックを設立するにあたって「気軽に大腸内視鏡検査を受けられるクリニック」を作るということも大きな目的のひとつでした。
不快感を最大限抑えた大腸内視鏡検査
おなかクリニックでは患者さんのお気持ちやお身体、そして時間的なご負担もできるだけ少ない大腸内視鏡検査を行っています。痛み止めの薬と眠くなる薬を使った適切な鎮痛と鎮静で検査に伴う不快感を抑え、そして炭酸ガスを使ってお腹が張る時間を短くしています。
また、熟練した専門医による高精度の検査をできる限り短時間に行えるよう心がけています。クリニックですので、検査日時も比較的自由にお選びいただけますし、1ヶ月以内に検査予約ができるよう努力しています。
おなかクオリティの大腸内視鏡検査
入口から一番奥の盲腸までの到達率は、院長の場合99.5%です。
おなかクリニックでは、大腸内視鏡検査の盲腸到達率や所要時間、ポリープ切除の割合などをデータで管理し、高いクオリティを保っているかを常に検証しています。
大腸内視鏡検査の費用
費用は、初診時が、およそ5,000円、大腸内視鏡検査のみの場合は、3割負担の方で1万円前後、組織検査を行った場合は、1万3,000円から2万円、ポリープ切除を行った場合は、2万4,000円から3万円前後となります。
大腸内視鏡検査の危険性・偶発症について
大腸内視鏡検査・ポリープ切除などの内視鏡的手術・検査のための前処置には、偶発症があります。代表的な偶発症は、感染、出血(頻度はおよそ1%)や穿孔(腸に穴があくこと:頻度はおよそ0.1%)などです。また、苦痛の少ない内視鏡検査を行うために鎮痛剤・鎮静剤を使用することによって、血圧低下・呼吸抑制などが起こることもあります。内視鏡検査は、残念ながら100%安全な検査ではありません。これらの説明に納得し同意していただけた場合は、検査・手術同意書に署名をしていただきます。
万が一、感染、出血、穿孔などがおきた場合は、連携する病院に入院して治療します。場合によっては、緊急手術が必要となります。この場合の入院治療に必要な医療費は患者さんの負担となりますのでご了承ください。
内視鏡検査の精度について
胃内視鏡検査も大腸内視鏡検査も、残念ながら100%完璧な検査ではありません。大腸に10個ポリープがあった場合に、内視鏡検査で発見できる確率は8.5個といわれています。
ポリープ切除を受けた方は、1年後にフォローアップの内視鏡検査をかならず受けてください。万が一見落としがあっても1年以内であれば、それほど大きくならずに切除することが可能になります。
よくある問い合わせ
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前の日の下剤をのんでも検査当日排便がありません。
腹痛やおなかがはった感じがなければ、検査当日にのむガスモチン錠、ガスコン錠を服用して、腸管洗浄剤(モビプレップ・ニフレックなど)を飲み始めてください。もしも腹痛やおなかが張って苦しい場合は、無理しないで飲むのを中止して朝の8時30分以降に当院へご連絡ください。
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腸管洗浄剤(モビプレップ・ニフレックなど)を飲み始めてから気持ちがわるくなり吐いてしまった。
無理しないで飲むのを中止して朝の8時30分以降に当院へご連絡ください。
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検査・手術後に出血した。
便に血液が付着する程度あるいは紙に付くぐらいであれば、まったく心配ありません。
内視鏡的ポリープ切除の手術になった場合は、お帰りのときに、緊急用電話番号をお知らせしています。
強い腹痛がある場合、大量に出血したり赤黒い血液の塊が大量にでた場合は、こちらに電話をしてください。応答できないこともありますので、留守番電話に録音していただき何回かかけてみてください。
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おなか・おしりのお悩みは当院まで。